仕事が忙しい時、どのように勉強を見ているか

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~自走力を育てるチャンスに変える~

わが家には小学4年生の娘がいます。現在はZ会の通信教育を活用しながら、中学受験も視野に入れて日々の勉強に取り組んでいます。
普段は私(父親)がスケジュールの管理や解説のフォローをしていますが、仕事の都合でなかなか勉強を見る時間が取れない日も多くあります。

薬剤師パパ
薬剤師パパ

忙しくて時間が無い・・・

「やらせたい気持ちはあるのに、準備が追いつかない」
「間違えた問題をチェックしたいのに、プリントに目を通す時間もない」
そんなジレンマを感じることもしばしばです。

ただ最近、「これは逆に娘が“自分で勉強に向き合う力”を育てるチャンスかもしれない」と思うようになりました。
今回は、仕事が忙しい中でも、無理なく子供の学習を支えるために取り入れている工夫や考え方をご紹介したいと思います。


1. 事前準備ができない日は“やることカレンダー”で代用

時間があるときは、「今日はこの分野を」「この問題を間違えていたから復習しよう」と、私が学習の内容を組み立てています。
ですが忙しい時期は、朝も夜も時間がなく、準備が全くできないことも・・・。

そんな時に活躍するのが、「やることカレンダー」です。
例えば、「Z会 国語 4月号 第3回」「算数テキスト p.12-15」「前に間違えた計算プリントを復習」など、短く明確に書いたメモをあらかじめいくつか用意しておき、カレンダーに1カ月ごとにまとめています。
娘はそこからその日やることを一応自分で進めるようになりました。

すべてを任せるのではなく、「やることの枠組み」は大人が示しておく。これだけでも自走の助けになります。


2. 間違いチェックは“後回し”でOK。習慣の継続が優先

仕事が立て込むと、子供がやった勉強に目を通すことすら難しくなります。
当然、「間違えた問題のピックアップ」や「弱点の洗い出し」は後回しになります。

でも私は、「今はチェックよりも、毎日何かしら勉強をする習慣が途切れないこと」の方が大事だと考えています。

薬剤師パパ
薬剤師パパ

まずは毎日の勉強習慣だね


たとえ間違いに気づくのが数日後になっても、取り組んだ量や姿勢を認めてあげることが、結果的に勉強へのモチベーションを維持する鍵になります。

また、週末や時間が取れたときにまとめて「間違え直し・復習デー」としてチェックするスタイルも取り入れています。


3. “自分で見直す力”を育てる

小学4年生は、ちょうど「親に頼らず、自分で取り組む力」を育てるのにぴったりの時期。
だからこそ最近では、「自分で採点してみよう」「どこを間違えたか自分で気づけるかな?」と声をかけるようにしています。

最初は戸惑っていた娘も、だんだん「自分で〇つけしたから見てね」と言ってくるように。
もちろん正確ではないこともありますが、**「自分で学習を振り返る視点」**を少しずつ持てるようになったことは大きな成長だと感じています。


4. 忙しいときこそ、声がけで心をつなぐ

物理的に勉強を見る時間が減ると、どうしても「放置してしまっている」という罪悪感を感じてしまうことがあります。
でもそんなときこそ、短くても温かい声がけが大事だと思うようになりました。

「今日も頑張ってたね」「間違ってもちゃんと取り組んだのがすごいよ」
そんな一言だけでも、子供にとっては大きな支えになります。


まとめ:自走力は“任せる勇気”から

忙しい日々の中で完璧にサポートすることは難しいですが、それは必ずしも悪いことではありません。
むしろ、「親がすべてを準備しなくても、自分で考えて進めていく力」を育てるチャンスだと捉えれば、子供も少しずつ“自分の勉強”を手に入れていくはずです。

無理をしすぎず、でも子供の努力をしっかり認めながら。
我が家では今日も、少しずつ“自走できる子”を目指して歩いています。

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